日本史史料問題一問一答完全版|基礎から難関まで対応!史料対策向け参考書

逆転合格.com|大学受験勉強法,参考書,大学別攻略情報オススメ日本史の参考書33選日本史史料問題一問一答完全版|基礎から難関まで対応!史料対策向け参考書
科目 世界史
出版社 ナガセ
目的 日本史 史料対策
対象者 日本史選択の受験生
難易度 共通テストから難関大レベルまで
分量 339ページ
使用期間 高3 10月から12月ごろ
ジャンル 日本史史料問題参考書

・具体的なオススメポイント
日本史の史料問題の解き方や、史料の読み方が学べる
・注意点
日本史の通史や年号暗記を終わらせてから取り組むこと

基礎レベルから難関大学レベルまで対応!日本史の史料対策向け参考書

これからご紹介する『日本史 史料問題一問一答 完全版』は、基礎レベルから難関大学レベルまで幅広い範囲に対応した史料問題対策向けの参考書です。

史料とは日本史の重要な出来事について記録された手紙文献のことで、日本史の教科書は史料として残っている情報をベースに制作されているため、大学入試で出題される日本史の知識の1次情報となる史料について学習することで、重要語句がなぜ重要とされているのかの背景を知ることが可能です。

『日本史 史料問題一問一答 完全版』は過去20年分の大学入試の史料問題を分析した上で厳選された問題が、共通テストレベルから難関大学レベルまで難易度別に並んでいるため、この参考書を用いて勉強をする際は、自分の志望する大学の難易度に合わせて史料問題の対策を効率よく進めることが可能です。

また史料対策の一問一答にありがちな問いと答えがずらっと並んでいるだけの参考書ではなく、見開きで左側に資料や右側に解説が乗っているレイアウトや資料の中で大切な箇所は強調され一目で分かるように工夫されているため使いやすいです。

当記事では『日本史 史料問題一問一答 完全版』について詳しい内容や学習のポイントをまとめて紹介しています。
日本史を選択する受験生はぜひ参考にしてください。

史料問題の解き方だけでなく、史料そのものの読み方が学べる

『日本史 史料問題一問一答 完全版』は日本史の史料をテーマに、出題される史料問題の解き方に加えて史料そのものの読み方が学べる参考書です。

日本史の資料は当時の文章として残っている情報のため、歴史的仮名遣いによる表記や現在とは呼称が異なる人物名が書かれているなど、解読しづらい部分が多くなっているため、知識が無い状態で史料を見ても何時代のどんな出来事について書かれているものなのか理解するのが難しい場合もあるでしょう。

しかし、『日本史 史料問題一問一答 完全版』では問題で扱われている史料がどの時代に作られたものなのか、文章中に登場する人物が誰なのかについての解説が詳しく記載されているので、日本史諸学者でも簡単に日本史について学ぶことが可能です。

参考書内に「判別」というコーナーがあり、そのコーナーでまとめられている情報を理解することで日本史の歴史的な史料が何について書かれたものなのか、いつ作られたものなの等の資料の見方や読み方ががわかるようになり、史料そのものの読み方を学ぶことで、ひねりの利いた難しい史料問題にも対応できる実力が身に付きます。

日本史で史料問題が出題されない大学を受ける人にもおすすめ

日本史の入試で史料問題が出題されない大学を受ける人でも、古い文体で書かれた史料を読み解く力が身についていると日本史の重要事項についての理解が深まり、史料問題以外にも応用できるため史料問題が出題されない大学を受験する場合でも『日本史 史料問題一問一答 完全版』を使って勉強して損はないでしょう。

また、『日本史 史料問題一問一答 完全版』は史料問題だけでなく、史料に関連する問題も掲載されています。
史料に関連した問題を解くことで、日本史の知識整理をすることができるので、入試本番までに時間的な余裕がある場合は、『日本史 史料問題一問一答 完全版』に載っている問題を一通り解き知識の穴を埋めておくようにしましょう。

時間がない場合は、出題される可能性の高い問題から順に学習していくのがおすすめです。
学習スケジュールや自分が受ける大学の日本史の難易度に合わせて、解く問題を選択してください。

通史の理解と年号の暗記が済んだあとに取り組もう

『日本史 史料問題一問一答 完全版』は史料問題に特化した参考書のため、日本史学習の終盤に活用するのがおすすめです。
日本史の全体像をつかむ前に『日本史 史料問題一問一答 完全版』を使って細かな知識を覚えてしまうと歴史の全体の流れを把握する工程を踏む必要が生まれてしまい、効率が悪くなってしまうため参考書を解く順番には注意が必要です。

また、いきなり全てを暗記しようとしてしまうとかなりの量や難易度の高い問題に途中で挫折してしまう人もいるため、簡単なレベルから取り掛かり始め、何周も解いていきながら覚えていくようにしましょう。

日本史を勉強する際は、まずは日本史の通史を学んで全体のイメージをつかみ、年号や重要語句の暗記を済ませた後に、共通テストレベルの問題演習を通じて知識を整理しながら史料問題に関する知識を『日本史 史料問題一問一答 完全版』で強化していくと効率よく学習できます。

なお、参考書による学習が一通り終わったら、過去問演習を繰り返して志望大学の出題傾向を把握していくことも重要です。
大学や学部によって日本史の問題の出題傾向が異なるため、よく出る単元や時代区分を把握し、大問ごとの時間配分も掴んでおくようにしましょう。

まとめ

当記事では日本史の資料を扱った問題について、共通テストレベルから難関大学レベルまで幅広く学べる参考書『日本史 史料問題一問一答 完全版』について紹介しました。
この参考書は日本史の資料問題の解き方だけでなく、史料そのものの読み方を理解する方法が解説されています。

日本史の教科書は史料をベースに作られているため、史料という1次情報が読み解けるようになっておくと様々な応用問題に対応することができるようになってきます。
また、史料問題以外の問題も掲載されているため、自分が受ける大学で史料問題が出題されない人にもおすすめの参考書となっています。

また、扱われている問題は難易度別に分かれているため、自分の実力や志望大学の出題難易度に合わせて取り掛かる順番や問題を工夫することもでき、日本史の通史や重要語句・年号の暗記などの標準的な学習が一通り終わった後に、『日本史 史料問題一問一答 完全版』に取り組んで細かい知識強化していくという流れが効率いいためおすすめです。

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